東京労働局長(富田 望 氏)は、東京都最低賃金を50円引上げ、時間額1,163円に改正することを決定し、本日官報公示を行いました。
東京都最低賃金(地域別最低賃金)の改正については、本年7月1日、東京労働局長から東京地方最低賃金審議会に対し諮問を行いました。同審議会は審議の結果、8月5日、現行の時間額1,113円を50円引き上げて1,163円に改正する(引上げ率4.49%)ことが適当である旨の答申を行いました。
これを受けて東京労働局長は、答申内容の公示等所要の手続きを経て、東京都最低賃金を時間額1,163円とする決定を行い、本日(8月30日)、官報公示を行いました。
効力発生日は令和6年10月1日です。
東京労働局では、引き続き、改正された最低賃金額を始めとする最低賃金制度の周知を行うとともに、中小企業・小規模事業者に対する支援施策を推進していきます。